防災グッズを用意できない理由として、「置いておく場所がない」「何を用意すれば良いのかわからない」などの気持ちが邪魔している人は多いかもしれません。しかし、防災グッズは災害時になくてはならないものであり、 自分の命を守ることに直結します。
本記事では、部屋に置いても違和感のないおしゃれな防災グッズや揃える際の注意点を紹介していきます。防災対策を万全にして、災害に備えましょう。
おしゃれな防災グッズ6選
実際に大量の防災グッズを吟味し、購入することはなかなか大変な作業です。
ここでは、部屋の雰囲気を損なうことなく飾れる、おしゃれな防災グッズを6つ紹介していきます。防災グッズを購入する際の参考にしてみてください。
GROOVISIONSのヘルメット
ヘルメットは地震発生時などにすぐ使用したいため、できるだけ部屋に置いておきたい代物です。しかし、無骨なヘルメットで部屋の雰囲気を損ないたくないと考える方もいるでしょう。
GROOVISIONSのヘルメットは、おしゃれと機能性を備えた防犯グッズです。独特な平面構成形状のカクメットは4種類のグラフィックから選べて、部屋に合わせればインテリアとして飾れるヘルメットになるでしょう。
参考URL:https://www.beams.co.jp/item/tokyocultuart/hobby/58650387274/
effe candyのホイッスル
手軽な防災グッズとして、ホイッスルをお持ちの方は多いかもしれません。しかし、置き場所が鞄の中だったり、壁に掛けたりしているため、突然の災害時には使えません。
effe candyのホイッスルは、笛型のアクセサリーとしても通用するデザイン性を持ち、普段遣いできるように作り込まれているのが特徴です。
また、人の耳に聞こえやすい2kHz~5kHzの音を発生させるため、災害時に瓦礫の下敷きになったとしても、遠くの人にまで音が響く設計になっています。
参考URL:https://effesabae.com/effe-candy/
IZAMESHIの保存食つめあわせ
家族人数分の保存食を個別に揃えるのは、労力がかかる上に栄養も偏ってしまうでしょう。
IZAMESHIの保存食ならば、和食・洋食・スイーツまで含まれており、災害時でも美味しく食事を楽しめます。水がない状況でも、封を開ければそのまま食べられる物が多いため、栄養補給には困りません。
さらにIZAMESHIの保存食は、見える場所に置いておいても違和感がなく、木目調でデザイン性の高い引き出し型ボックスです。非常時だけでなく、体調が悪く食事の用意ができないときでも有効的に利用できるでしょう。
参考URL:https://izameshi.com/dailyizameshi/
CARRY THE SUNのソーラーランタン
災害時には電気が止まることは多々あり、対策をしていないと暗い夜を不安に過ごす自体になりかねません。CARRY THE SUNのソーラーランタンは、太陽光を利用して充電ができて、電池がなかったとしても夜の暗闇を照らせます。
さらに、インジケーターを搭載しているため、電池残量の確認が容易です。防災グッズの定期チェックのときにも役に立つでしょう。収納時は折り畳めるので場所は取りません。シンプルで使い勝手の良い機能を搭載していて、日常・災害時どちらでも使えて無駄がないと言えるでしょう。
参考URL:https://carrythesun.jp/
アートトワレの簡易トイレ
トイレは生理現象の1つであり、抑えることはできないため、事前に環境を整えておく必要があります。アートトワレの簡易トイレは、災害時でも水を使わずに大小を行えるトイレ処理セットです。
高品質の凝固剤による強力な抗菌・防臭が期待でき、中の見えないビニール袋で視覚による不快感を遮断します。さらに、購入後はアートとしてトイレに飾れるため、空間に彩りを与えながら防災意識を持つことにも繋がるでしょう。
また、簡易トイレだけでなく、トイレットペーパーやウェットティッシュも用意するしておくことも忘れないようにしましょう。
参考URL:https://artwalet.com/
biboの防災セット
災害時の防災グッズを一から用意すると、多くの時間を消費してしまいます。しかし、時間短縮をしたい方は、防災セットを購入すると良いでしょう。
biboの防災セットなら、どのような家族構成でも対応できるように、中身の異なるユニットを複数用意しています。ユニットは、自由に組み合わせ可能であるためカスタマイズ性も抜群です。
さらに、biboはデザインにも力を入れており、4種類のボックスからウッド調やドット調など部屋に調和するものを選べます。
ただし、どのような防災セットでも、自分にとって不要な物も含まれている可能性があるため、購入前に中身の確認が必須です。他にも入れておきたい物あった場合には、防災セットの中身をカスタマイズして災害に備えましょう。
参考URL:https://www.bibo.tokyo/
防災グッズを揃える際の注意点
いざ災害が起こったときに、用意していた防災グッズが使えなくては意味がありません。
防災グッズの中には、時間経過とともに使えなくなるものも含まれています。防災グッズを用意したからといって満足せず、中身を定期的にチェックしましょう。
正しく使用できるかチェック
用意した防災グッズによっては、時間の経過によって使えなくなる場合があります。例えば、電池で動くラジオやランタンは要注意です。災害時に電池切れや充電切れで動かない恐れがあります。
電池は古くなると液漏れするリスクがあり、機器を壊す原因となることもあります。準備した防災グッズがいざという時に使えないと困るので、定期的に電池の交換機器や機器の動作確認をしておきましょう。
消費期限を定期的に確認する
食料や飲料水には、消費期限が存在するため特に注意が必要です。
いざ災害が起こったときに、消費期限切れで食べられなくなっていたら備蓄の意味がありません。消費期限が近づいてきたら、そのタイミングで食料・飲料水を入れ替え、備蓄している食材を試食してみても良いでしょう。本当に災害時に有用なのか確認もできて一石二鳥です。
備えておくべき防災グッズは?
災害時に避難所へ避難するにしても、自宅待機するにしても各自で防災グッズを用意しておく必要があります。水道・ガス・電気といったライフラインは使えないことを前提にして、利便性の高い防災グッズが必要不可欠です。
また、防災グッズを準備する際には、ライフラインの復旧や救助体制が整うまでの最低3日分の物資が必要とされています。災害時を無事に乗り越えられるように、1人3日分の防災グッズを家族の人数分備えておきましょう。
どのような防災グッズが必要かわからない人は「防災グッズでいらなかったという意見が多かったアイテム6選|防災グッズを用意するコツと防災リュックに入れるべきものを紹介」がおすすめです。
食料・飲料水
災害時にライフラインが停止したとき、大きな問題となるのが食料と飲料水です。水道が使えないと水の確保が難しくなり、電気やガスが止まれば食材の保存・調理ができなくなります。
場合によっては、道路が瓦礫や水没などで塞がり物流経路が絶たれ、水や食品が手に入らなくなる可能性も否定できません。
災害時に備えて、保存の効くレトルト食品や缶詰、栄養価の高いお菓子といった保存食を用意しましょう。凝った食料を用意する必要はなく、簡単に摂取できるものを準備することがが求められます。
飲料水は1人1日3リットルが目安とされているため、最低3日分の9リットルは用意しておくのが無難です。
災害に備えた備蓄水について知りたい方は「備蓄水に最適な水の種類と量は?保管する際の注意点についても解説」をご覧ください。
また、飲料水とは別に、トイレを流す際などに用いる生活用水の確保も常日頃からしておきましょう。水道水をペットボトルやポリタンクに入れておいたり、お風呂の水を張っておいたりするなどの備えが有効的です。
衛生用品・医薬品
大規模な災害時には、水道の停止で入浴や歯磨きなど水回りでの衛生管理が十分にできません。身体を清潔に保てないと病気に罹って体調を崩す恐れもありますので、ウェットタオルやドライシャンプーなどを備蓄しておくと良いでしょう。
また、万が一病気や負傷した時のことを考えて、医薬品も欲しいところです。特に持病をお持ちの方は、最低でも予備薬3日分を防災セットの中に入れておきましょう。
災害時は救急救命が優先され、通常通り病院で診察を受けられない可能性があります。薬の備蓄も有限であるため、すぐに求めた薬が手に入るとは限りません。命を守るためにも、衛生用品・医薬品の備えをしておきましょう。
まとめ
災害は突然発生し、人間に多大な被害をもたらします。自分や家族の身を守るためにも、防災グッズの用意は必要不可欠です。防災グッズの用意や定期的なチェックは、忙しい人にとって手間かもしれません。しかし、命の安全が何よりも大切なため、日頃から万全の準備を心がけましょう。
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