自然災害は人間が予想できないので、対策が難しいです。最近は、関東や関西でも大雪が降り事故や災害が起きています。
特に雪に慣れていない地域に住んでいると、対策がわからない方も多いはずです。
そこで今回は、大雪時に準備しておくべき防災グッズをすべてお伝えしていきます。
- 大雪が降った時に何が必要かわからない
- 何を準備していれば良いかわからない
当てはまる方は、生活に関わる大事な内容になっているので最後までご覧ください。
大雪の時に備えるべき防災グッズは?
大雪が降ると、普段経験がない方は何から揃えていれば良いのかわからないですよね。自分の命、大切なひとの命を守るためにも備えられるものは備えておきましょう。
一週間分の食料・水・日用品
まずは、必ず準備しておくべきものとして一週間分の食料と水、日用品があります。
理由としては大規模な災害や、大雪は想像がつくと思いますが、交通機関が麻痺して外出が困難です。そのため最低でも一週間分の食料や水、日用品は買い溜めをしておきましょう。
水は目安として一人1日3リットルほど準備しておくと良いです。
特に食料・水は人間が生きていく上で非常に大切なものなので、覚えておきましょう。
寒さ対策グッズ
大雪が降ると場合によっては停電が起こる可能性があります。そうなると暖房器具が利用できない場合があります。
そのため防寒グッズは必要以上に準備しておくと良いです。
大雪時の寒さ対策グッズ
大雪時には寒さ対策グッズが大変重要になってきます。命に関わることなので対策はできるだけしておきましょう。
カセットコンロやカセットボンベ
カセットコンロやカセットボンベは防災グッズとして必要なアイテムになってきます。停電の際、火をつけられないケースも考えられます。
そんな時カセットコンロやカセットボンベがあると暖かい食べ物も食べられますし、暖を取れたり、あかりにもなります。
ただカセットコンロとカセットボンベには使用期限もあるので注意が必要です。
- カセットコンロ…使用期限は約10年
- カセットボンベ…使用期限は約7年
経年劣化をしたまま利用してしまうと、事故が発生してしまう可能性があるので必ず買い替えましょう。
湯たんぽ
湯たんぽは防寒対策としても重宝されています。お湯を入れると長時間暖かさを保ってくれるので雪害時は非常にオススメです。またサイズも小さいので持ち運びも便利です。
最近ではキャンプ用品のアイテムとしても需要が増えているので家庭に1つ持っておくことをオススメします。
使い捨てカイロ
大雪による災害によって停電が起こる可能性もあります。そうなると暖房器具も使えなくなる可能性もあります。そんな時に使い捨てカイロが役立ちます。
冬の災害は暖をとるのが非常に大事になってきます。
冬の間いつ大雪に見舞われるかもわからないので使い捨てカイロを数枚出かけるときなどに持ち歩く癖をつけておくのもおすすめです。
寝袋
大雪の時は避難生活を強いられる場合があります。その際、寒さ対策として寝袋を準備しておきましょう。
災害時は持てる持ち物に限りが出てきます。寝袋を購入する際はできるだけコンパクトで軽量なサイズを選びましょう。
防災時に役立つ寝袋に関しては下記記事をご覧ください。
大雪防災に必要な除雪グッズ
大雪が降ると除雪作業が大変です。雪が毎年のように降る地域は対策をしているご家庭が多いですが、あまり降らないような地域は対策ができていないご家庭が多いですよね。
そこで大雪防災に必要な除雪グッズを紹介していきます。
融雪剤
気温が氷点下以下になると道路が凍ってしまい車の運転も困難です。そんな時に役に立つのが融雪剤です。
融雪剤とは雪を溶かす効果と、雪が積もるのを防ぐ効果があります。雪が降っている時に、道路に白い粉が撒かれているのを見たことがあるのではないでしょうか?
それが融雪剤です。大雪時は大変重要な役割を担っているので、一家に1つあると良いでしょう。
除雪用スコップ
除雪用のスコップは積雪がよくある地域では必須道具です。
プラスチックのスコップや金属のスコップ、折り畳みがしやすいスコップなど種類が様々です。
ご利用用途によって選んでいきましょう。
長靴・手袋
長靴や手袋は防寒対策としても大変便利な役割があります。
特に除雪作業をする際には必需品になってきます。
家にあって困らないものなので揃えておきましょう。選ぶ際のポイントは防水加工されているものを購入することです。濡れるだけで体温は低下してしまいます。注意しておきましょう。
大雪時の防災備蓄グッズ
大雪時は外に出ることが困難なので防災グッズは必ず備えておきましょう。特に必要になってくるグッズを紹介していきます。
常温で日持ちする食べ物
常温で日持ちする食べ物は災害時の必須グッズです。とにかく保存期間の長い食べ物を選びましょう。
オススメも紹介していきます。
食料は一週間分を用意しておくことをオススメしています。
日持ちする食材については下記記事に詳しく書いています。
日用品
日用品は大雪や災害時のために別で準備しておくことをオススメします。
日用品で備えておくべきものは
オススメなのは非常用トイレ袋です。断水してしまうとトイレもできないので、いざという時に役に立ちます。
大雪時の停電対策グッズ
大雪時は大規模な停電もあり得ます。
夜に停電が起こってしまうと明かりがなくなるので行動がなかなかできません。
その対策もしっかりしておきましょう。
懐中電灯
まずは懐中電灯です。
停電時は明かりを必要とする場面が必ずきます。明かりがないと怪我のリスクもあります。小さいものでも良いので一家に1つ最低限購入しておきましょう。
電池
電池はさまざまな場面で利用することができます。特に懐中電灯の電池がきれてしまった場合や、他の家電用品の電池がきれてしまった場合などに必要です。
電池は普段用、防災用としても多めに購入しておきましょう。
携帯ラジオ
携帯ラジオは、災害時に現在の被害情報や避難勧告など大切な情報を得ることができます。
現在はスマホが普及しているので、いつでもどこでも確認ができるようになっています。
ただスマホは充電が切れてしまうと利用ができないので、携帯ラジオで代用する形になります。
電池さえあれば利用することができる携帯ラジオは、防災グッズとして非常にオススメです。
モバイルバッテリー、ポータブル充電器
スマホは連絡手段や情報収集をする上で絶対に欠かせない必需品になります。そんな大切なスマホですが、充電が切れてしまうと利用することができません。
その対策としてモバイルバッテリーは大変重要な役割です。安いものだと1000円ほどでも手に入るのでこの機会にぜひ検討されてみてください。
またポータブル充電器があると大変便利です。
サイズが大きいのでモバイルバッテリーと比べると持ち運びなど不便です。しかし直接充電ができるのでスマホだけではなく、さまざまなものを充電しておくことができます。
その他、災害時になくて困ったものをまとめています。
まとめ
大雪による事故や災害は後をたちません。
事前に準備しておくことは、自分の命を守るために必要な行動です。
特に食料・水・日用品は常に常備させておきましょう。また大雪が降る予報があれば、防寒グッズは必ず準備しておくと良いです。
「私なら大丈夫」と思わずに、全ての事故や災害に自分ならどうするのかを考え対策をしていきましょう。